ACT 1995-2000

上石津町 特別公演
長靴をはいた猫

脚本・ごとうたくや  演出・もうこはん
出演・歩智/浅井唯香/西藤茅花/花太郎/後藤卓也/ほか
昭和音楽村 江口夜詩記念館 2000,12


「長靴をはいた猫」をかいとうらんま流にアレンジ。クリスマスに近い公演日となったため、クリスマスエピソードが散りばめられた夢のある作品となった。

第36回本公演
べにいちくろよん

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・浅井唯香/有川マコト(絶対王様)/中林正智/松本克実/西藤茅花/墨田恭靖(劇団花鳥風月)/睦月智子/花太郎/服部慎太郎/楽菜けんさく/後藤卓也/ほか
・東京公演 シアターグリーン 2000.10,6~8

・大垣公演 マルヤホール 2000,10,14~15

かいとうらんまネオ時代劇第二弾。歌舞伎でお馴染みの「白浪五人男」をモチーフに、日本中を嵐まわる日本座右衛門、南郷力丸、弁天小僧らが江戸城へ挑む。

かいとうらんまのネオ時代劇は殺陣シーンはなく、時代を通して現代や人間を描く。座長・後藤が熱望していた有川マコトさんが出演。東京の役者が半数を占める芝居となった。
また東京公演の最終日には東京オマケ公演としてジュリアーノ警部シリーズ第三弾を上演。満席となり、場内はバカうけしていた。
シアターグリーン賞受賞。

リバイバル・サバイバル番外公演
3≒1

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/睦月智子/花太郎/服部慎太郎/楽菜けんさく/俵屋茂作/中山りかゆ/金子りか/歩智/ほか
マルヤホール 2000.6,30~7,2


再演。大幅にキャストも変更され、内容も一部加筆修正された。冒頭のファッションショーシーンに、新進デザイナー『麒麟人間』から提供された衣装を使用させていただいた。『麒麟人間』はこの公演が縁で現在まで使用している「らんまTシャツ」のデザインをしてくれた。

番外公演 ジュリアーノ警部シリーズ 1season-ep3
S.ジュリアーノの 絶体絶命の危機とは全く知らない男と女が直面する人間の本能の顛末

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/中林正智/浅井唯香/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/睦月智子/花太郎/服部信太郎/俵屋茂作/ほか
マルヤホール 2000.3.10~12


ジュリアーノ警部シリーズ第三弾。DNA解析とクローン人間を題材に、ハチャメチャな騒動を巻き起こす警部たち。長年名古屋の演劇界で活躍していた俵屋茂作(後に不破巌に改名)が入団し、初の芝居。また、この回から警部の部下ダン・イト-が登場。

上石津町 特別公演
浦島鶴太郎の冒険

脚本・ごとうたくや  演出・もうこはん
出演・後藤卓也/歩智/浅井唯香/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/花太郎/ほか
昭和音楽村 江口夜詩記念館

1999,11

浦島鶴太郎が亀のカメ吉を助けたことから、竜宮城へ行くことに。だが、竜宮城の主人・乙姫は海の魔王・大王キシンから求婚され困っていた!海洋破壊の社会問題を根底に、それでもはちゃめちゃコメディとして描いたファミリーシアター。わざわざ東京から観劇に来ていた墨田恭靖が、飛び入り出演したりした。

第35回本公演
灰色天使

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・浅井唯香/中林正智/松本克実/中川絵美/西藤茅花/墨田恭靖/一ノ瀬つぐみ/睦月智子/後藤卓也/ほか
・大垣公演 マルヤホール 1999,9,23~26

・東京公演 シアターグリーン 1999,10,8~11

謎の男と誰にも見えない少女の物語。第27回本公演「事ム所」の世界観をより深く情緒的に描いた作品。「父と母を殺した」と血まみれで語る少女の冒頭から、その謎と並行して人々の日常的な悩みなどを謎の男が解決していく。冒頭とラストシーンが印象的な芝居。観客からも大好評を得た。

炎の特別公演
にっぽん万歳!

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・花太郎/後藤卓也/浅井唯香/睦月智子/伊藤竹庵/一ノ瀬つぐみ/ほか
マルヤホール

1999,7

数人の日本人が何者かによって拉致された。麻袋から出てきた日本人たちは、協力しはたまた喧嘩しながら、なんとか日本へ帰ろうとする・・・。まだ拉致問題がそれほど騒がれる前、日本の現状と揺れ動く若者の心をリンクさせた。何をして「炎の特別公演」と銘打ったのか、もちろん後藤は覚えていない。

番外公演 ジュリアーノ警部シリーズ 1season-ep2
S.ジュリアーノの 警部暗殺とは全く関係のない男と女が企んだ犯罪の本当の事情

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・中林正智/浅井唯香/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/睦月智子/花太郎/伊藤竹庵/後藤卓也/ほか
マルヤホール

1999,3,19~22

ジュリアーノ警部シリーズ第二弾。ジュリアーノのライバル・真壁真樹夫が登場。真壁演じるのは真面目な中林正智。彼から「興奮したら”か行”が”きゃ行”になる」というアイデアを提案される。第二弾を打ったことにより、シリーズ化がなんとなく決まる。毎回、役者に同じ役柄を演じさせ、関係性を変えてアナザーワールド的な内容にしていくことを、これまたなんとなく決める。

何者かによって警部が暗殺された!(が警部は押収した防弾チョッキを着ていて無傷だった)相棒の葬儀屋ボナセラと共に警部暗殺の犯人を追い詰めつつ、美術館の絵画盗難事件にも挑んでいく。ミステリーコメディ。

上石津町 特別公演
かいけつ赤ずきん

脚本・ごとうたくや  演出・もうこはん
出演・西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/浅井唯香/花太郎/睦月智子/後藤卓也/ほか
昭和音楽村 江口夜詩記念館

1998,11

気な赤ずきんと、妹の青ずきん。そしてうそつき少年ピーター。原作のお伽話を完全に無視し、マヌケな狼の凸凹コンビをめぐる大冒険!ファミリーミュージカル。子供向け芝居で度々登場する「狼」はジャックとトミーという凸凹コンビ。三匹の子豚であろうが赤ずきんであろうが、このコンビが憎めない悪役として登場。

第34回本公演
guilty.

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・中林正智/浅井唯香/松本克実/墨田恭靖/中川絵美/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/花太郎/睦月智子/後藤卓也/ほか
・東京公演 シアターグリーン 1998,10


東京進出作品「guilty?」を加筆修正し、一つのけじめとして「?」ではなく「.」(ピリオド)とした。東京の役者が多数出演してくれた作品。稽古期間中は稽古場で宿泊するなど、合宿のような稽古でもあった。

番外特別公演
累〜かさね

原案・藤村佐和子
脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・中林正智/一ノ瀬つぐみ/西藤茅花/小志摩きらら/睦月智子/花太郎/伊藤竹庵/ジャッキー・ロン/川崎誠/浅井唯香後藤卓也
東京芸術劇場小ホール

1998,9

前年の第9回池袋演劇祭にて審査会特別賞を受賞した特典として、東京芸術劇場小ホールにて再演。豊島区のケーブルテレビにて全編放映された。

第33回本公演
パンチドランカー

脚本・後藤卓也 藤村佐和子  演出・蒙古斑
出演・中林正智/一ノ瀬つぐみ/西藤茅花/小志摩きらら/睦月智子/花太郎/伊藤竹庵/ジャッキー・ロン/川崎誠/浅井唯香後藤卓也
御浪町ホール

1998,6,26~28

ハードボイルドにして、情熱のサスペンス。謎の男にまつわる忌まわしい事件の数々に立ち向かう男を描く。

中林正智が東京在住にも関わらず劇団員となり、彼のかいとうらんま初舞台作品。
街を牛耳るボスに復讐を挑む女の物語。やっと仇と会い見えた時、衝撃の事実が判明する・・・。劇中に映像を取り入れるなど、当時としては色々とチャレンジした作品。

番外公演 ジュリアーノ警部シリーズ 1season-ep1
S.ジュリアーノの 深刻な事情を全く気にしないで・欲望のまま・現金を愛し・そしてまた・何故・それらに・裏切られなければならな・かったのか

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・一ノ瀬つぐみ/坂崎古金魚/伊藤竹庵/花太郎/ジャッキー・ロン/睦月智子/西藤茅花/浅井唯香後藤卓也
マルヤホール

1998,3,27~29

「黒と黒のオセロ」で脇役だったジュリアーノ警部を主人公にした馬鹿馬鹿しいドタバタコメディ。この時点では、まだシリーズ化する予定はなく、ブラックジョーク満載の芝居だった(とても現在では上演できないような、コンプライアンスに抵触するのだ)。現在のシリーズでも度々登場する「ビジャンクウ」や「ガリコッド」という名の「何か」もこの第1弾で登場している。

上石津町 特別公演
桃太郎爺の鬼退治

脚本・ごとうたくや  演出・もうこはん
出演・後藤卓也/浅井唯香/伊藤竹庵/西藤茅花/菊池銀次郎/花太郎/一ノ瀬つぐみ/ほか
昭和音楽村 江口夜詩記念館東京公演

1997,11

あの桃太郎が年老いて、のんびりと老後を暮らしている頃、あの倒した鬼の子孫が再び暴れ出した。猿・犬・雉の孫たちが「僕らも桃太郎と一緒に鬼退治に行くぞ」とジジイになった桃太郎を無理やり鬼退治に引っ張り出す。鬼の子とタヌキも仲間に加わり、いざ鬼ヶ島へ!戦いの最中、ただ歌を歌っているだけの雉のキジ子がシュールだった。かいとうらんま子供向け作品の中では傑作として未だに語られることの多い作品。

第32回本公演  第9回池袋演劇祭参加作品
累〜かさね

原案・藤村佐和子
脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・浅井唯香/花太郎/睦月智子/菊池銀次郎/後藤卓也/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/小志摩きらら/ほか
・東京公演 シアターグリーン 1997,9,19~23

・岐阜公演 御浪町ホール   1997,10,25~26

「累」と書いて「かさね」と呼ばれた女の物語。2年にも及ぶ準備期間では、女性陣に「髪を切らないで」とお願いし、団員一同渾身の想いが込められた作品。

歌舞伎では定番の「色彩間苅豆」や落語の「真景累ヶ淵」などで有名な物語を、幽霊物ではなく一人の女の生き様として描いた。
シアターグリーン支配人に勧められて参加した「第9回池袋演劇祭」では審査会特別賞を受賞。また、岐阜公演では千穐楽にお客様が入りきれず、急遽1ステージ追加公演をするなど、かいとうらんまの歴史の中でも屈指の名作。

番外公演
3≒1

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・西藤茅花/菊池銀次郎/浅井唯香/睦月智子/後藤卓也/小志摩きらら/花太郎/江戸川さんや/伊藤竹庵ほか
マルヤホール 1997,3,20~23


東ハードな作品が続いた為、ガッツリコメディ作品に取り組む。かいとうらんま初の3話オムニバス(?)。オムニバスといっても3話は同じホテルの同じ時間で起こったストーリー。各話が微妙にリンクしており、お客様からも劇団内でもお気に入りの作品に。

上石津町 特別公演
ヘンゼルとグレーテル

原作・グリム兄弟
脚本・ごとうたくや  演出・もうこはん
出演・西藤茅花/浅井唯香/歩智/後藤卓也/菊池銀次郎/ほか
昭和音楽村 江口夜詩記念館 1996,12


「ヘンゼルとグレーテル」をらんま流にアレンジ。原作のおどろおどろしい部分はカットして、コミカルに、またさまざまな社会テーマも織り込んだ。家族向けミュージカルに。

第31回本公演
ついてない男

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・菊池銀次郎/浅井唯香/後藤卓也/坊野墨州/花太郎/ほか
・大垣公演  マルヤホール 1996,11,8~10

・瑞浪市公演  瑞浪市総合文化センター大ホール 1996,11.23

東京在住の役者・菊池銀次郎が劇団員となり、初の公演。この公演は、プレ国民文化祭として第2回岐阜県民文化祭演劇フェスティバルでの上演もされた。ハードボイルドタッチの芝居で、ラストには出演者のほとんどが死んでしまう。

第30回本公演
Magic

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/浅井唯香/後藤卓也/とっつあん/ほか
・名古屋公演 名演小劇場 1996,6,2

・大垣公演  マルヤホール 1996,6,28~30
・東京公演  シアターグリーン 1996,7,13~14

初の名古屋公演と2回目の東京公演を敢行。「トランプ」で登場したおかしな三人組の道化が、妻を探す旅を続けるマジシャンの前に現れ願いを叶えるが、実は・・・・クライマックスの大掛かりなマジックから、悲惨な結末へとつながるダークファンタジー。

名古屋公演では、マジックの大道具を搬入する際に気力と体力を失った劇団員が多数。

上石津町特別公演
L’S CRIME MYSTERY

脚本・ごとうたくや  演出・もうこはん
出演・島岡伸治/浅井唯香/後藤卓也/とっつあん/ほか
昭和音楽村 江口夜詩記念館
1995,12


上石津にて子供向け公演。「L’S CRIME MYSTERY」を子供向けにアレンジし、ドタバタコメディとして上演。子供たちにはオンボロ・ロボットやサーミテーナーなどが大ウケ。上石津町公演は、これ以降、完全に子供向け芝居にシフトすることになった。

第29+1回公演
guilty?


脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/浅井唯香/後藤卓也/とっつあん/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/ほか
シアターグリーン
1995,11,3~5

第1回東京公演作品。シアターグリーンフェスティバルVo.40に参加。評価の高かった「guilty?」を加筆修正し挑む。
当初、一度きりの東京公演と考え、地元大垣からバスツアーを企画。観客・審査員からの評価も高かったが、惜しくも賞は逃す。しかし、劇場支配人がとても気に入ってくれ、その日のうちに来年の東京公演と名古屋公演が決まる。一度きりの予定で、劇団にある予算を全て使い切っていた為、後藤や制作は嬉しい反面、内心は冷や汗をかいていた。

番外公演
L’S CRIME MYSTERY

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/浅井唯香/後藤卓也/とっつあん/ほか
マルヤホール
1995,6


人気の高かった第22回本公演「L’S CRIME」の第2弾。怪盗ランマが活躍する物語。今回はニセ怪盗ランマが登場したり、お客様ご入場から舞台上にあったロボットが、劇中、突然動き出すなどバカバカしい展開が盛りだくさんだった。

第29回本公演
guilty?

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/浅井唯香/後藤卓也/とっつあん/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/ほか
マルヤホール
1995,3


未だ次世代へ傷跡を残す戦争・戦後テーマに、在日問題・国籍・ドラッグなどによる人々の苦悩と葛藤を描いた傑作。当時まだ高校生だった花太郎がお客として観劇。その後、無謀にも高校演劇でこの作品を上演した曰く付き。