ACT 1989-1994

上石津町特別公演
トランプ’94

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/浅井唯香/とっつあん/後藤卓也/ほか
上石津町 昭和音楽村江口夜詩記念館
1994,11


昭和音楽村江口夜詩記念館へホールを移し、大自然の中の素敵な劇場でファンタジックなものを!との想いから「トランプ」の再演に踏み切った。上演後に「子供向け芝居に絞った方がいいのでは?」という思いが芽生える。

第28回本公演
敢然超悪

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/浅井唯香/一ノ瀬つぐみ/西藤茅花/後藤卓也/とっつあん/ほか
マルヤホール
1994,10,7~9


第333章と第666章の2バージョンが上演され、出演者も異なり、それぞれ結末も違った。結末が違うことによって、打ち出されるテーマが真逆に一変するといった凝った作品。

第27回本公演
事ム所

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/島岡伸治/浅井唯香/とっつあん/ほか
マルヤホール
1994,3,11~13


黒男・赤女と言われた、後藤独特の世界が繰り広げられた。この作品から作風が今までと違い、登場人物の関係性にこだわって描かれるようになってきた。何をやっているのかわからない事務所に、人生の相談にやってくる人々。その相談に乗る男。相談者は悩みを解決するのだが、一方、その男を追い続ける人物が。言葉を発しない少女と捜査官。果たして男の正体は・・・。後に上演される「灰色天使」のベースになった芝居。

第26回本公演
黒と黒のオセロ’93

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/とっつあん/浅井唯香/後藤卓也/ほか
マルヤホール
1993,8,27~29


第15回本公演「黒と黒のオセロ」再演。出演者は初演とはガラリと変わったが、後藤演じるジュリアーノ警部は健在。チラシを見ると「もう何弾かわからない十周年スペシャル」と銘打っている。

大垣くらしのセミナー特別公演
CARD〜ブラックリストの切り札

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/島岡伸治/眉村ひとえ/浅井唯香/とっつあん/ほか
大垣市スイトピアセンター 音楽堂
1993,5,29


大垣くらしのセミナー委託作品。「若者へカード破産の実態と悲惨さを軽妙に伝えてほしい」との企画で上演。第21回本公演「トランプ」のアナザーワールド的作品。温厚なおもちゃ会社の企画をしている青年がとあることからクレジットカードの闇に巻き込まれていく。その中で、カードの道化たちが現れ願いを叶える・・・。しかし、クレカのカード破産が問題視されていた時代故、物悲しくブラックなラストを迎える。

上石津町特別公演
銀幕の彼方に’93

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/後藤卓也/浅井唯香/一ノ瀬つぐみ/ほか
上石津町 町民会館
1993,3


上石津町青年団「夢々くらぶ」主催による、かいとうらんま上石津町公演。対象は一般だったが、この公演以降10年間に亘り上石津町公演を打たせてもらえる事になる。第24回公演「銀幕の彼方に」のベースを生かしつつ、全く別の新たな芝居となった。

第10周年記念特別公演
パメラ

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑  音楽・金子卓司  振付・北岡裕美子
出演・後藤卓也/北岡裕美子/西藤茅花/一ノ瀬つぐみ/浅井唯香/歩智/ほか
大垣市スイトピアセンター 大ホール
1992,10


旗揚げ10周年特別公演。ジャズダンスKITAOKAとの共同プロデュース公演。音楽はキーボード奏者の金子卓司氏。

後藤の無茶な要求に、本業を忘れのめりこんだ金子氏の音楽は2時間を越える作品中、ほどんどやむ事がなかった。
魔女・パメラの呪いにかかり囚われの身となった王女を救うため三人の勇者と魔法使いの爺の冒険物語。

第25回本公演
X-25

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/浅井唯香/一ノ瀬つぐみ/島岡伸治/渋谷てぺ/ほか
マルヤホール
1992,8


初のSFタイムスリップ物作品。SF大好きな後藤にして、初めてのSF作品ではあるが、その着眼点や切ないラブストーリーも今までになかった世界観で、劇団内では再演を望む声が多数。ラジオDJと難病の少女をめぐる時代を超えた物語。

第24回本公演
銀幕の彼方に

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・島岡伸治/浅井唯香/渋谷てぺ/ほか
マルヤホール
1992,3


10周年に伴って、新たな劇団員が増えた。若手女優中心にした映画と若手女優の物語。次世代を育てる意味で座長の後藤は出演しなかった。異様に膨れ上がった劇団員その数25人。狭い稽古場では、座る場所がなく廊下やトイレなどにも役者たちが出番を待っていた。

第23回本公演
羅異無〜ライブ

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/とっつあん/島岡伸治/ほか
マルヤホール
1992,1,17~19


「ア・ホーマンス」(原作・狩撫麻礼)という劇画と映画にインスパイアされて生まれた作品。男女問わず、来場者の八割が号泣した伝説の作品。特に男性客からの支持が熱い。記憶を失った男とヤクザの精神の物語。極寒の稽古場での稽古だったが、役者たちの身体から湯気が出るほどの熱の入った芝居。再演を熱望する声が未だに上がるが、今のところ予定はない。

第22回本公演
L’S CRIME

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/とっつあん/西藤茅花/ほか
マルヤホール
1991,8,17~18


怪盗らんまが活躍する切ないコメディ。小粋な物語で、隠れファンが多い。

前回の反省を生かし、舞台美術は質素なものになった。三角錐に組んだ枠を場面によって変化させ、コロコロ転換する場面に対応した。ラストシーンがハードボイルドで印象的。

第21回本公演
トランプ

脚本・後藤卓也  演出・蒙古斑
出演・後藤卓也/眉村ひとえ/浅井唯香/とっつあん/歩智/ほか
マルヤホール
1991,3


らんま史上伝説の名作。後藤の作風が全く別人のように変貌し、大人のファンタジーと言うには少し重い作品。バブルの恩恵を全く受けていない劇団だったが、やり手の青年実業家を主人公にトランプカードから不思議な三人の道化が現れ、願いを叶える。

演出・蒙古斑が「舞台美術はアントニオ・ガウディで」という無理難題を提示し、狭い稽古場で舞台装置を製作するも、完成した装置が稽古場から出せず、窓枠を外したり、屋上へ釣り上げたりと大変なエピソードが満載でもある。

第20回本公演
春・散ル・紅葉。

脚本・演出 PAPOON
出演・後藤卓也/とっつあん/PAPOON/眉村ひとえ/浅井唯香/ほか
マルヤホール
1990,12,1~2


新進俳優パポーンが筆を取った力作。座長・後藤はお婆さん役。らんま看板女優・浅井唯香がらんまデヴュー。ビルの屋上で飛び降り自殺を図る男と謎のお婆さんの物語。

第19回本公演
金色の夜叉

脚本・蒙古斑  演出 PAPOON
出演・後藤卓也/とっつあん/眉村ひとえ/ほか
マルヤホール
1990,8,25~26


情けない銀行強盗と激しい女子行員の不条理な物語。第1次後藤作品の集大成とも言える作品。OBからは「後藤もここまでか」と呟かれる。

第18回本公演
駱駝はつぶやく

脚本・演出 蒙古斑
出演・後藤卓也/とっつあん/眉村ひとえ/ほか
マルヤホール
1990,2


大垣駅前通りにあったマルヤパンの2階ギャラリーにホームグラウンドを移し、初めての公演。劇団員も増え、若手を中心に構成した。後藤お得意のハチャメチャ探偵モノだが、子を思う父をテーマに少し切ないラストを迎える。

劇団員増加に伴い、稽古場に座るスペースがなくなってくる。(出番のない者も立って出番待ちしていた)

大垣市成人式 記念公演
一月の熱い夜〜ペパーミントな想い

脚本 後藤卓也  演出 蒙古斑
出演・PAPOON/とっつあん/西藤茅花/後藤卓也/ほか
大垣市民会館大ホール
1990,1


平成2年大垣市成人式式典後の催しにて公演。第13回本公演「ペパーミントギャング」のミュージカル化。制約が多い中で、やりたいことをやろうと試み、新成人相手に銀行強盗の芝居を打つ。生きるとか死ぬとか、新成人には好評だったが、行政的には問題ありと思われる。

さよなら中川アートホール特別公演
招かれた乗客

脚本・演出 蒙古斑
出演・後藤卓也/とっつあん/西藤茅花/ほか
中川アートホール
1989,12


中川アートホール閉館に伴い、感謝を込めて好評だった「招かれた乗客」を再演。終演後、お客様と中川時計店社長を交え、ケーキとお茶を楽しみながら、上演した作品やエピソードなどを披露するなどショーとパーティを催した。

第17回本公演
かみ風船の人びと〜いんぴーダンスひとつめの破片

脚本・演出 蒙古斑
出演・後藤卓也/西藤茅花/ほか
中川アートホール
1989,11,11~12


第14回本公演「いんぴーダンス」から数十年経ち、団塊の世代はどうなったのか。バーに現れたチンピラと、冴えない中年男の戦いから、未だ燻り続ける団塊の世代の熱い思いを描く。劇場オーナーである中川時計店社長(団塊の世代)からも絶賛され、後藤に年齢詐称疑惑が持ち上がる。

第16回本公演
彼方面

脚本・演出 西藤茅花
出演・とっつあん/後藤卓也/西藤茅花/ほか
中川アートホール
1989,8,19~20


西藤茅花の初脚本・演出作。前回の「いんぴーダンス」の流れを汲んだ若者たちの群像劇。後藤の作品よりも、より繊細なタッチで描かれ、特に女性客からご好評を得る。因みにチラシデザインも西藤茅花の手によるもの。

第15回本公演
黒と黒のオセロ

脚本・演出 蒙古斑
原作 M.オルダー
出演・とっつあん/後藤卓也/西藤茅花/ほか
中川アートホール
1989,4,22~23


お茶目な探偵が活躍するドタバタコメディ。推理劇としても評価が高い。「オセロ」が商品名だということはこの時点では認知されていなかったのでご愛嬌。

あのジュリアーノ警部が脇役で初登場!不遇な婿養子に保険金殺人を持ちかけ、まんまと分け前を頂き、赤と白のツートンカラーのポルシェを買い速攻で事故るという、物語には全く関係のないエピソードが披露される。
※お化け長屋が怖いので、現在の稽古場に移る

大垣市成人式 記念公演
生きている大垣

脚本・演出 後藤卓也
出演・とっつあん/後藤卓也/西藤茅花/ほか
大垣市民会館大ホール
1989,1,15


平成元年の大垣市成人式にて、式典の後に催された特別公演。新成人を前に、冴えない男が祭りで大活躍する姿を描く。ミュージカル作品。原案は大垣市教育委員会。制約が多く、特に脚本は幾度となく変更された。